ポーカー日記「WSOP ラスベガス編」 その3

TGIF

あ、ありのまま起こったことをいうぜ、今日も寝れねえ・・・。

ほんでまあ、今日はホテルの引っ越しの日である。

実は、ラスベガスについてからの数日間はホテルがどこも高かった。EDCという、打ち込み系の音楽の巨大イベントがあり、世界中からイケイケした人たちがここに集結しているらしく、どこのホテルも満員御礼状態とのこと。

本来ならば、WSOP会場の近くにあるゴールドコーストホテルという値ごろ感があるところに泊まるつもりだったのに、オンボロのモーテルに割高料金を払って泊まっていたのである。

で、EDCも終わったので、ゴールドコーストホテルに引っ越したのだ。部屋はきれいだし、wifiも無料で使える。「よろしくニキー」っていう虫もいない。ゴールドって名前もなんとなく景気が良い。わりと早めについて一階に併設されているTGIフライデーでサンドウィッチを食べて力をつける。

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本日はWSOPのサイドイベント1500ドルの試合がある。

ここのところの運のなさと睡眠不足による体力の低下、気力も減退、パワプロで表現するならば、悲しい顔した絶不調マークが僕のステータスについている(肩に爆弾)。

1500ドルかあ。高いなあ。出場して、数時間で飛びそうな気がする。ここんところ、Fear and losing money in LasVegasで乗り越えられず、心の中でいろいろシャウトしている今日この頃。

それならば、毎日リオの会場でやっているデイリーイベントをいくつか出た方がいいのではないだろうか。235ドル、185ドル、135ドルのトーナメントが毎日行われている。1500をあきらめて、トーナメントを6つか7つ出る。235ドルのトーナメントなんて、毎日800人ぐらい出場していて、優勝したら3万ドルだ(400万くらい)。十分やで。そう思い1500ドルをひよったのであった。

185ドルのトーナメントに出場すると、強い人はそれなりにいるものの、緊張感が全然ない。みんな自然体で、気負うことなく、軽口をたたきながらプレイしている。人数も100人程度。サイドまたは235ドルに負けた人が流れているようで、みな口々にバッドビート自慢や地方の話をしている。

それにしても、老人が多い。

老後の趣味でやっている人が多いのだろうか。たまにテーブルが平均年齢50歳くらいになることもある。たまーに激強い老人がいるが、平均的にはそれほど強いわけではなく、中年のポーカーマニアや若いヨーロッパ系にむしりとられている感じ。

さて、ポーカーだけど、そんなにハンドは悪くない。ホテルを変えたことによる風水的影響が出ていると言わざるを得ない。キターと思ったのは、じんわりとショートになった時、AKスーテッドのプリフロオールインでリバーでフラッシュを完成させたとき、運気が戻ってきた感じだ。

結局、あと10人で入賞という所で飛んで終わるものの、個人的には満足な結果であった。なんとなく、絶不調を少し抜け出せた気がする。ここ数日間で初めてフラッシュひけた。

そのあと、キャッシュを6時間ほどうち、ほんの少し勝つ。キャッシュでもハンドはよくなってきている!

部屋に戻り、ハンド回復祝いに大好きなマウンテンデゥーで一人祝杯をあげ(別に勝ったわけでもないけどさ)、ポーカーの巡り会わせの神に祈りをささげる。

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明日からも頑張ろうー。