ポーカー日記「WSOP ラスベガス編」 その5

ステーキ

アクセスが突然増えたと思ったら、ポーカーニュース界で有名な「出来事さん」が僕の日記を紹介してくれていた(ポーカー関連は個人の日記まですべて把握されているようだ)。映画や本の感想の検索ひっかかって、一日平均7件くらいのアクセスしかない、この寂れたブログのアクセス解析を見る日が来ようとはねえ・・・。

f:id:moryama:20150701070338j:plain

(※動揺した時はマウンテンデゥーを飲んで気持ちを落ち着かせるのがよい)

2万ドルの軍資金が出来た。僕のおこづかいが月3万円だから、約80か月分のおこづかいッ。嫁にゴディバでも買って帰ろう。女の人はゴディバを貰うと喜ぶと中学生ぐらいの時に聞いたことがあるんよ。

さて・・・今日も今日とて義務のように参加しているデイリートーナメントを無事に早飛びして、暇つぶしにキャッシュでも打つかなーっとうろうろしていると、同じように徘徊していた同室のOさんと出会う。

「お金、できた、アレ、デビューしたい!」知らない土地で抑えきれない欲望を発散したい不安な出稼ぎ労働者めいた顔で、僕が告げると「行きましょう!隣で見ていてあげます!」とOさんも目を新興国の若者のようにキラキラさせながら胸を張る。

1点10ドルのチャイポ(オープンフェイスパイナップルチャイニーズポーカー)のテーブルに着く。

1点10ドルもすれば、一回バーストするだけで120ドルがぶっ飛ぶ。相手に役が出来てれば、数分で3,4万円がなくなってしまう、京都の善良なる小市民な僕からすれば、ハイレートギャンブルみたいなものだ。まっとうな人間が手を出すものではない。

昨日手にした1万ドルの札束から、10枚の紙切れを取り出しチップに換える(ちなみにもう1万ドルは使わないように小切手にしたでござる)。そして、15分で手持ちが四分の一になる。そのあと、なんとかファンタジーを作って半分くらいに戻した所で、やっぱりここは僕がいてはいけない世界だと震え上がり、合計30分ほどでその場を去る。たぶん、10分に1回はアイエエエエエエ、ファンタジー!?ナンデ!?と叫んでいたと思う。

チップ交換でキャッシャー前に並んでいると、Oさんが何やら日本人の方と親しげに話している。その方はチャイポでかなりの額を負けているらしい。ちなみにOさんも負けている。そして今、僕も負けてきたところだ。

チャイポをやりたくてうずうずしていたOさんは「三人で練習もかねてやりますか!」「チャイポ最弱でも決めますか」「さっきは負けましたが、運気は僕に来てますよ!」と、結局、三人で晩御飯を食べに行き、朝の5時までチャイポ。なんか、大学生の麻雀みたいなノリである。

f:id:moryama:20150629113215j:plain

(写真中央。オムツとフンドシ男がうろうろしていた。変態なのかパフォーマーなのか?)

地獄のチャイポから5時間後。

よくよく考えたら、今日はこの間DAY1を通過したプラネットハリウッドのメインイベントの二日目である。ショート気味なのに遅刻とか言語道断。急いで最近の主食であるサブウェイをかっ喰らい、タクシーで乗り付ける。40分前くらいについて余裕のよっちゃんであった。

参加者は三日間で結局1600人まで膨れ上がっていた。残っているのは200数人くらいで171位から入賞だ。あとちょっとやで!

ハンドフォーハンドが始まったのは残り4人からだった。地味にショートだけどやり過ごせばインマネだけはできるこのポジション、でも待っているだけでは勝てない。「ほほう、やりづらいのう」と坂本龍馬のように顎を撫でる。ま、結局なにもしないで、ぼんやりしていたんだけどね!

そんな中、隣の僕と同じくらいのショートのガタイのいい人相の悪いおっさんが突っ込んだ。雰囲気的にインマネまで寝てそうな感じだったのに意外。JJの人にコールされて、人相の悪いおっさん「この手でどうして降りなきゃいけないんだぁあー!?」と悪い顔でAAを披露。でもリバーでJが落ちる。「ファァァーーーーーック!」と叫び、絵にかいたような当て馬的な敵キャラとして負けて去って行った。ナムサン。

4人もハンドーフォーハンドなので、だいぶ時間かかりそうだな、と思っていたのだが案外50分程度で終わった。チップもあまり減らなかったので、うれしい。

ここからは、順位を上げていくだけやでえ。と意気込むも、2,3回スチールが決まっただけで、最後はショート気味の僕がAQで突っ込んで、JJにコールされ。Jが二枚ボードに表れて僕の試合は終了。さすがアメリカだ、Jのマッハパンチは強い。1602人参加で116位。可もなく不可もなしの順位。参加費が二倍になったくらい。

ポーカーをせずにお土産を買いあさっていたOさんと再び合流し、この間のデイリートーナメント2位のお祝いでもしようと、初老と中年の二人のおっさんでステーキハウスに足を運ぶ。

f:id:moryama:20150628201004j:plain

今日はもうポーカーもギャンブルもする予定がないので、黙々と二人でワインを開け、肉を食う。

f:id:moryama:20150705125315j:plain

(※お肉、とても美味しかったよ(小並感))

f:id:moryama:20150705134156j:plain

(※はたしてこれがオニオンリングと名乗ってよいのか疑問に思うゾ)

旅行者みたいだなー(旅行者なんだけど)。

この調子で明日のリトルワンドロップもよいところまで行ければよいなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*