真夏のAPTセブ島編(その2)

フィリピンねこ

めっちゃ寝た。10時間くらい寝たんじゃないだろうか。日本でもこんなに寝ないぞ。

APT(アジアンポーカーツアー)の悪い所は、会場にwi-fiがないことである。なので、メールや LINEの返信などはホテルに帰ってからじゃないとできない。

以前、空港でポケットwi-fiを借りたのだが、通信速度が遅すぎてまったく使い物にならなくて、結局ホテルに常備されているwi-fiしか使わなかったのだ。

さくっと仕事を終わらせて、昼ご飯は昨日閉まっていたフィリピン料理屋に行ってみる。残念なことに店内は満席で、外のテラスに案内される。

見覚えがある野良犬が歩いていた。

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猫もいた。切なそうにニャーニャー言っていたので、餌をあげるそぶりをすると近くに寄ってきた 。フフ、卑しいケモノめ。(何も餌付けせず)

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※やけに油っぽい豚肉の山盛り定食。

適当に腹ごしらえをして、会場へ。今日はイベント4のヘッドハンターだ。30分回しの1万点持ち。

序盤100-200の時、AKで3ベットの1200を打つと4ベットの3200が帰ってきた。オールインでも良かったのだが、始まったばっかりという理由からコールで止める。フロップ、何も当たらず、相手にオールインされたので降りる。

そこから2時間ばかり何も手が入らない。Aが一枚も来ない。JQ以上なら参加するハンドレンジでやろうと思っていたのに、何にも参加できず、時間とチップだけが減っていく。ようやくKQで参加するも、何も当たらないのにタフコールして、のこのことついていったら1枚ローカードを当てられていて負ける。

チップが2000ほどの風前の灯状態の時、ようやくAAが来る。1700しかない人が10のペアでオールインを仕掛けてきた。もちろん僕もオールイン。すると、8000点の人も二人のバウンティー欲しさにKQでオールイン。そして3人のバウンティー欲しさにチップリが5Q(オフスーツ)でコール!

875のカードが落ちて、僕の勝率は約7割!4倍になる!5とQと10さえ落ちなければよい!

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ターンは2!頑張れ!85%の確率で勝てるぞ!

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そして、最後の落ちたのは5でした。欲望丸出しのチップリが3人飛ばしてフィニッシュ。負けっすわ。

次に出場したメインイベントのサテライトもAのトップヒットをスロープレイしたら、リバーで相手に2ペアを作られてさくっと敗退。どうも、セブでは引かれまくる。スロープレイをやめてさっさと下ろすスタイルに変えた方がよいのかもしれない。

その後、キャッシュで200ペソ負け。オマハで5000ペソ負ける。

この日もすごすごと帰ってふて寝する。

次の日。

念願だった、オープンフェイスチャイニーズポーカーの試合に出た。(また違うポーカー。13枚のカードを使う)

席は、点数計算がよく分かっていない初心者とAPT Player of Yearを獲得している強豪サム。しかし、サムも「そんなにやってるわけじゃないから、俺、点数計算遅いんだわ」と若干弱気。これはラッキーなテーブルだ!と鼻息が思わず荒くなる(水木しげる風に)。

サム、最初の5ハンドくらいでさっくりと飛ぶ。ありがてえ。

ゆっくりじっくりと初心者の人を追い込んでいくももの、最後の最後でファンタジー狙いのギャンブルハンドを完成させられ、3ハンドくらいで逆転されて負けた・・・。

優勝はアイドリングの菊地亜美似の中国の女性だった。隣のテーブルにいたのをチラチラ見ていたのだが、めっさファンタジー作りまくってた。やっぱチャイポは攻めてなんぼよなあ。

チャイポは運の要素が大きく関係するので、試合中も殺伐とした感じがしなくて楽しい。「おまえの頭の中は、あんこでも詰まっているのかよ!」と酷いプレイをする相手に気持ちがささくれ立つこともない。引かれても笑顔になれる。もっとチャイポ大会があればいいのにと思う。

で、時間が余ってしまったので、再びメインのサテライトに出場する。ちなみにサテライトとは、いわゆる予選のことで、これに勝てばメインイベントの出場権がもらえる。メインイベントは、メインなだけあって参加費が高いのだ。5万ペソ。日本円で13万5千円なり。サテライトの参加費が5500ペソなので、10人に一人が通過できる。今回は75人が参加で7人が権利をもらえる仕組みである。8位が2万ペソの賞金だ(5人分余っているので)。

さて、試合のほうだが、ハンドも来るし、オールイン対決も負けないし、久々にやってきた強運。ヒャッハーとチップを集めまくり、テーブル数が少なくなっていく。

残り9人のバブルの時、QQが来たので、サードチップリだった僕がオールイン。5位くらいの微妙なラインの人がAKでコール。すると、隣とその隣が「おれ、AQだけど降りた!」「あ、俺もAQだったんよ」と僕のQを消してしまう夢も希望もないことを言う。まあ相手のストレートも消え、A一枚とKのみになったので、あとは祈る。

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祈りが通じて、AもKも落ちずに勝つ。チップリになった!

残り8人。1人いなくなれば、試合終了だ。あとは悠々自適にAAかKKでも来た時だけ参加すればよい。

そんな時だ。5位くらいの奴が「実は俺さ、明後日帰国するからメイン出れないんだ。もし、ここでみんなが2000ペソ俺にくれたら負けてあげるよ」と言い出す。

なんでサテライトに出てるんだよ!と心の中で思わず突っ込む。微妙なチップ量の4位から8位の奴らが「お前は最高だよ!」「助かったよ!」「まさに神!」などとはやし立てるし、2位と3位も「まあ、2000ペソならいいよ」みたいなことを言う。

右を向くと「ヘイ、たったのに2000ペソだぜ!」左を向くと「参加費5500ペソに2000を載せるだけで5万ペソになるって素晴らしいと思わないか」と言ってくる。「2000ペソというフレンドリーな提案を君以外全員が承諾しているが、どうする?」と全員に囲まれて問われる。かつて経験したことのない必死の同調圧力を受ける。

ワイのメンタルは豆腐やで・・・。

提案を突っぱねたり、別案を出すことなく、めそめそと財布から2000ペソ(5400円)を取り出して、明後日帰国野郎に手渡す。1位で予選通過したはずなのに、もやっとした終わり方になった。

とぼとぼ帰ろうとしていると、ちょうどメインイベント(A日程)が終わった組と一緒になり、お茶に誘ってもらう。さらにホテルのロビーでお茶をしていると、セブに来ている日本人ポーカープレーヤーが十数人で呑んでいるから来ないかと誘ってもらえて、そちらに合流する。

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※日本チームみたいな感じで服にシールを張り付けている。

皆でワイワイと楽しい酒を呑んでいたら、朝の4時になっていたのであった・・・。

つづく

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