APPTマカオ(2018年3月)その2

Guoとセリーナがいるテーブルは明らかに先ほど僕がいたテーブルよりも総スタック量が多い。Guoに関して言うと、平均スタックが5万くらいなのに、一人で20万点持っている。10万点超えている人もあと2人もいる。なんだここ。

案の定3ベットは飛び交うようなテーブルで、また初日のように小さくなる。

気が付けばまた15bb以下になってしまう。ううん、やっぱポーカーは攻めてチップ増やさへんといけんなぁ。

そんな最中、同じくらいのチップ量のセリーナ、TTオールインをするとGuoがAJで受けた。どうも、プロ同士ってガチでぶつかり合うシーンをよく見る気がする。

フロップでAが落ちて終わったかと思いきや、リバーでTが出てセリーナがダブルアップ。なんだ、プロは困ったらセットが引けるのだろうか!?

セリーナのダブルアップの直後、僕にも絶妙なハンドがやってきた。99。Guoがレイズイン。なけなしの14bbを僕もオールイン。Guo、うーん、と珍しく悩みコール。出てきたのはTJsだ。

フロップ 84A

いやーGuoがAじゃなくてよかった。

ターン 84A9

セットになったけど、相手もストレートのドローがついてしまった・・・。

リバー 84A93

ひゃー。無事僕もダブルアップだわさ。

Guo、運気をなくしてしまったのか、その後もテーブルのみんなにチップをばらまき、20万点以上あったにも関わらず、負け続けて飛んでしまった。何点持っていても、常に攻め続けるから優勝できるんだろうなぁ。

さて、ダブルアップして、無事30bbほどで安心しているところ、本日最初のKKが手元にくる。どうしたものかと考えていると、僕と同じくらいのチップ量の隣のセリーナが突然オールインしてきた。

スナップでコール。こういう時は、あまり悩むとAQあたりに来られるので、嬉しさを隠さないでオールインすると、ヘッズアップに持ち込める気がする。

するとセリーナからKQ!ロングスチールだったみたいだ。よしよし、と思っていると、ボードがJ54。そんでもってターンA。

ターン J54A

ちょ、Tだけはやめてくれ!

リバー5でなんとか潜り抜ける。

僕の方が若干多かったので、あの有名なセリーナを飛ばすことができた。誰かに自慢したいが、プリフロのオールインだから、あまり自慢できないか・・・。

これで5万点強。ひとまずはすぐに飛ぶことはなさそうだ。残り人数は35人。賞金獲得は15位からである。あと20人飛べば賞金獲得である。まだちょっとある。

しばらく静かにしていると、JJが手元にやってくる。ディープなテーブルでわりかし3ベットもみんなついてくる。ローボードになってくれ!と都合の良い期待をかけ、レイズに対してコール。BBもコールして3人が参加。

フロップ 9JK

やったセットだ!でもこやつらから、TQはありえる。まずBBがレイズ。アーリーがコール。そして僕が3倍ほどリレイズ。するとBBがオールイン。コールしたアーリーがダウン。僕もさすがにセットを降りれるほど人間が出来ていないので、オールインコール。

すると、相手は9のセット!

セットオーバーセットだ!久々にトーナメントで勝つ方のセットを出せた気がする。

何事もなく、無事にダブルアップ。ううん、ショートからとんとん拍子でチップが増えていっている。

ツキが来ている時って本当に来ているもので、次のハンドはQQがやってきた。

チップをかき集めてもたもたしていたせいで、なぜかコールで止めてしまった。またさっきと一緒の3人でプレイである。

するとボードKQ4。二連続セット!まじか。自分でも驚いてしまう。

僕にセットオーバーセットを喰らった彼がオールイン。またさっきコールしていた奴がコール。そして僕がまたリレイズ。まったく一緒の流れ。

まじかよって顔をして、コールした奴が泣く泣くカードを手元に持ったままダウン。

オープン。

「ストレート!」といってTJを見せてくるセットオーバーを食らった彼。「俺はちなみにKJだ」とトップヒットを降りたことを見せてくるコールさん。ドヤ顔セットのもりゃ~ま。

ストレートになることなく、僕のチップは11万点を越した。

次のハンド。休憩10秒前。JQ。これは流れがある!と思ってレイズイン。すると、隣に兄さんが「やめてくれよ~~」と言って楽し気にダウン。それにつられるように、皆、降りて、スチール成功。

なんやかんやで12万点。のこり20人程度。あと5人でインマネ!

是が非でもインマネしたい!硬く、良いハンドを待って、じっくり行こう。

と、思っているくせにKJくらいで参加する。トップヒットでチェックコールばかりやっていたらリバーでオールインされて降りたり、スチールが失敗したり、再びKKで参加するもののボードにAが落ちて泣く泣く撤退など・・・残り18人の2テーブルになる頃には、なぜか6万点になっていた。ううむ、へたくそか・・・。

気が付けば、2000/4000。6万点といえば、15bbじゃないですか。18人もいるので、まだバブルでもない。僕よりショートの人は一人いるけど、きつすぎる・・・。

とにかくスチールをして稼がなければ!

A6sで渾身のオールインスチール。すると、BBポジションがJJでコール!やばいぞ!

フロップ K48

げげ。

ターン K48Q

Aよー。ハートでもよい!なんとか!

リバー K48Q2

ラッキーフラーッシュ!首の皮一枚でつながった!!!

周りのみんな、ものすごいがっかりするのが伝わってくるぜ。ふー。

ショートの僕がダブルアップしたので、僕よりショートの人が頑張ってオールインするが、残念ながら飛んでしまう。残り二人。さらに1時間半、スチール合戦が続き、レベルが2つ上がった。アベレージが20bbぐらいに。全員が、失敗すると致命傷を負う圏内に突入。

ようやく1人向こうのテーブルで飛んで、ハンドフォーハンドへ。

現在3000/6000 アンティ1000。向こうのテーブルを見ると2万点の人がいる。後一周でほぼほぼ自然死だ。2万点のショートの人、4ハンド目にビッグブラインドだ。

僕はといえば、55000点くらい。2週したらやばい奴。10bb切っているけど、2万点の人が飛ぶのは待つことができる点数だ。どうする、どうする!?

そして、そういう時に限ってこいつはやってくるのだ。僕がBBの時にAKが配られ、チップリーダーがミニマムレイズでスチールを仕掛けている。チップ量は僕の4倍くらいある。

普通に考えれば僕のチップ量だとオールインが正解なのだが、隣のテーブルにあと4ハンドで終わる人がいるのだ。こっちのチップリーダーの人、わりと緩い感じでコールしてくるし、ギャンブルも大好き系だ。僕がショートだからこそ、簡単にコールしてくる可能性がある。

インマネがしたい・・・。

「この間の海外どうだったー?」
「いやー、ギリギリインマネして、少ないけどなんとか賞金をゲットできたよ~」
「すごーい!」「さすが!」

と、褒めたたえられたい。メンヘラなコスプレイヤーなみに「いいね」が欲しい。

グギギギギギ・・・と、はだしのゲン並みに悔しい表情をしながら、AKを捨てた。

すると、向こうのテーブルからオールインコール!あの2万点の人がオールインをして、ボタンとSBが受けたのだ!AKを捨てたかいがあった!ちなみに向こうのテーブルのBBの人は「ちょっとハンドが弱すぎるから・・・」と弱気にフォールド。

するとなんということか、2万点の人、Aハイで2人をすり抜けてトリプルアップしてしまった!ちなみにBBが「うわぁ!俺が行っていれば、2がヒットしてた!」と盛大に騒いでいる。久しぶりに殺意が沸いた。

恐ろしいことに、僕が一番ショートになってしまったっぽい。ちくしょーどうしてさっきAKを捨ててしまったんだ!

「やったるしかない・・・やったるんや・・・」追い詰められた犯罪者のように目をギラギラさせてカードを絞るが、すべてを賭けるに相応しいハンドがこない。

1週回ってきた。刻々とその時が近づいてきている。

もう、ここらへんが限界や!キング一枚でもいったるわ!と覚悟を決めた瞬間だ。向こうのテーブルで、一人飛んだ!(たぶん、あの2万点の人が上がったから他の人も僕と同じように焦って仕掛けたのだろう。)セットとA持ちが噛み合ったっぽい!

やった!インマネ確定やで!!2年ぶりの賞金獲得である!

インマネ確定した次の5ハンド以内に3人飛んだ。みんな飛び込みたくてうずうずしていたみたいだ。僕は5bbもなかったのに、あっという間に12位まで順位が上がった。

インマネ後、びっくりするほどカードがこない。唯一良かったA2でオールインするものの、A3にコールされてチョップ。最後は何もこないまま、自然死。

結果は11位でフィニッシュ。二日間の戦いが終わった。

ほっとしたのか、急にクシャミが止まらなくなる。そういえば、身体も滅茶苦茶だるい。というか、疲れた。

時計を見ると、夜の20時である。

本来の計画は、
1)15000HKでインマネした場合、その金額をメインイベントに充てる
2)インマネせずに負けた場合、メインのサテライトに出場。
という形で、今回の15000HKは参加費40000HK(日本円で約54万円)のメインイベントのサテライトという意味で考えていたのだ。

ちなみにゲットした賞金は36900HKであり、ほぼほぼメイン代に近い。男ならここで「倍プッシュだ・・・」なんだろう。

ところが、この疲労感・・・。2年前に比べて体力が恐ろしいほどの低下している。30代中盤に、体力がカクンと崖のように落ちると聞いていたが、まさにこれのことなのだろう。

メイントーナメントは18時から開始されており、既に2時間が経過している。もちろん、もうサテライトは終了だ。

お腹も空いていることだし、まずはご飯でも食べて考えよう・・・。メインは3万点持ちの1時間回しなので、急いで入らなくても大丈夫だ。ふらふらと会場付近のハードロックカフェでハンバーガーを食べた。

しかし、このハンバーガーを食べるのもしんどいときたもんだ。ポーカーは判断のゲーム故、体調にかなり左右される。無理して40000HKを出す必要はない気がしてきた。うう、日和っているのかなぁ、でも宿代惜しさに徹夜でキャッシュを打って、集中力の切れた朝方に20万円負けたり、眠いのに無理して続けてミスプレイを連続したりと、過去の例をみると明らかに体調不良が原因で負けることが多い。

結局、ああでもないこうでもない考えた結果、メインを諦めて出るつもりのなかった20000HKやサイドをたくさん出ようという結論に帰着した。(そして、日本に帰ったらランニングを始めるんや!)

本当ならば帰って休んだ方が良いのだが、メインを出ないのだったら!という思いで10時からの3000HKに出場することにした。

そして、案の定、2時くらいの残り30人くらいになった時に疲れすぎて、トップヒットが降りられず、さくっと負けてしまった。

ううん、やっぱり帰って寝ればよかった。

つづく

APPTマカオ(2018年3月)その3

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